占いという目に見えない、だからこそ難しい世界に足を踏み入れてから何十年もたちました。
西洋占星術からスタートし、そこを軸足に、夢占い、ペンジュラム、タロット、
あるいは東洋の占術など占いの幅も徐々に広げてきました。
その間、いったいいくつのホロスコープに接したことでしょう。

占いに携わる中で一貫して思ってきたのは、占いは当てものではないということ。
当たる、当たらないで占いを判断してはいけないのだと思うのです。
もちろん当たるのですよ、占いですから。でもフォーカスすべきはそこではない。
そこにどんな思いが潜んでいるか、どのような世界観が広がっているかに目を向けなくてはいけないと思うのです。
だって私たちは現にこの世界を生きているのですから。

占いは私たちを元気にしてくれるサプリメント。どんどん利用すればいい。
ひょっとしたら、占いはただ元気に生きるためだけに存在しているものなのかもしれない。
…そんなことを思うこの頃です。
あなたが元気に、生き生きと輝くために、私がお役に立てたのなら、 何よりも嬉しいことと思っています。

風が入ってくる書斎にて。