12星座のストーリー

 私たちに馴染みの深い「○○星座生まれ」とは、自分が生まれた時に太陽が位置していた星座(太陽星座)を指します。ただ、この太陽星座だけでは「本当の自分」をすべて知ることはできません。西洋占星術は、10個の天体の配置を読み解く複雑な占術。つまり、太陽だけではなく、月や水星、金星などが、どの星座に配置しているのかも重要になってくるのです。

 そして、12星座とは、太陽の通り道に沿って構成される天空の大きな「輪」。実はこの12星座たちには、一つ一つテーマがあり、ストーリーとしてつながっているんです。そのストーリーは「人間が成長するプロセス」を表しています。牡羊座で生きる目的を探したら、次の牡牛座へ、とリレー走のようにバトンを引き継いでいるんですね。この12星座全体の流れを知った上で、あらためて自分に影響を与える星座について見直してみましょう。あなたの生きがいを司る太陽や恋愛を司る金星、仕事を司る水星がどの星座に位置し、どんなテーマを持つのかを知ることで、星座の意味がハッキリするだけでなく、自分の課題や目標がより明確になっていくのです。

 それでは、12星座のストーリーについてお話しさせてくださいね。

前半の6つの星座では、「私らしさ」を確立するための「自分探し」「自分磨き」の旅をします。

自分探しの旅がスタート! 探求・体験・伝達 生きるための基本のノウハウを覚える!

とにかくチャレンジ!

1.牡羊座  トップバッターの牡羊座は、まさに誕生したばかりの赤ちゃんのようなもの。だから、テーマは「自分の生きる目的を探しに行く」こと。未知の扉を開けて、自分の可能性を探します。目の前に扉があったらとりあえず開けてみて、中をのぞいてみる。違うな、と思ったら、次の扉に手をかけてみるんですね。リーダーシップがある、といわれる牡羊座ならではですね。

扉を開けたら、実際に中の様子を確かめてみたい……
目や耳を使って、体験!

2.牡牛座  扉を開ける勇気を手にしたら、次のステップへ。牡羊座はすぐに次の扉に移ってしまうけれど、牡牛座は扉の中に入ってみて、確認してみます。牡牛座のテーマは「五感を使って確かめる」。実際に視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚を使って、物事を直接体験し、判断し、感覚を磨いていくんです。だからこそ、牡牛座は美意識が高い、といわれるんですね。

今度は世の中のことをたくさん知るため……
アンテナを広げて、情報キャッチ!

3.双子座  牡牛座は自分で一つずつ確かめているけれど、効率よくアンテナを広げて、たくさんの情報をキャッチしよう、そして周囲に伝えていこうというのが、双子座。流行に強い、といわれる双子座のテーマは「軽快なフットワークでトレンドをつかむ」こと。その高感度なアンテナで世間の動向を敏感にキャッチすることができるんです。

喜怒哀楽や感情表現など、豊かな感情をはぐくんでいく!探求・体験・伝達を覚えたら次のステージへ……

ファミリーと感情をはぐくむ!

4.蟹座  情報を集めた双子座から次のステップは、“情報”から“情感”のキャッチへ。人間の基本的な感情「喜怒哀楽」をはぐくみ、一番落ち着ける場所はファミリーですよね。この「くつろげるファミリーとともに成長する」のが、蟹座のテーマです。思いやりにあふれる、といわれる蟹座。ファミリーとの交流を通じて、豊かな心をはぐくんでいくんです。

ファミリー以外にも感情を伝えるため……
スポットライトを浴びて自己表現!

5.獅子座  家族と感情を学んだ蟹座から、今度は家族以外に自分の気持ちを伝えよう、とするのが獅子座。獅子座のテーマは「ステージに上がってみんなに感情をアピールする」こと。ドラマティックといわれる獅子座。インパクトのある自己表現のためには、主役としてステージの真ん中でスポットライトを浴びなければいけません。そうして、みんなの視線を引きつけるんですね。

周りに気持ちを伝えたら……
周囲の要望に応える!

6.乙女座  前半6星座の最後となる乙女座で、自分探しの旅はそろそろ終着点。後半6星座に行く前に、前半での成長を確かめます。ステージから感情をアピールした獅子座。その想いがきちんと伝わっているのかきちんと確認するのが乙女座です。「周囲のニーズに応え完璧を目指す」これが乙女座のテーマ。やるべきことを着実にこなす、といわれる乙女座は、こうして完璧な自分を確認することで、ようやく自分探しの旅を終えることができるんですね。

自分探しの旅が終了

後半の6つの星座では、「周囲」に目を向け、人や社会とともに成長していく。

広く、深く、高く、人間関係を作る!

世の中のいろんな人を知る!

7.天秤座  自分らしさを知ってあらためて周囲を見渡すと、世の中にはたくさんの人がいることに気付きます。そこから、後半の6星座がスタートします。天秤座のテーマは、「多くのタイプの人と広く付き合う」こと。多くの個性と触れ合うことで、美や知や技などについて細かな違いや基準がわかるようになり、そのプロフェッショナルとなれるんですね。社交性に富む、といわれる天秤座。多くの人との出会いを実現するために、誰とでも触れ合える洗練された振る舞いが必要なのです。

広くもいいけれど、もっと本質に触れるため……
運命の出会いで生まれる新しい私!

8.蠍座  天秤座の付き合い方では、個人との付き合いが浅くなってしまいがち。そこで人の本質を深く知るために、蠍座のテーマは「特定の人、物と徹底的に向き合う」ことになります。愛と官能を表す、といわれる蠍座。これはすべてをさらけ出し深く付き合うということ。そうして、二人が一つになるかのごとく、個人が変わってしまうほど深く関わり合うことで、新たな自分が誕生するんです。

みんなに共通する本質もあるはず……
境界線を飛び越え、生きる意味を知る!

9.射手座  広く(天秤座)、深く(蠍座)と付き合うことを学んだら、射手座は多くの人に共通する喜びや感動もあるのでは、と自分と異なる環境に目を向けます。そう、射手座のテーマは「異なる世界へ出かけて、本質を探し求める」こと。境界線を飛び越えて、異なる文化や歴史、伝統に触れて、人間として共通の「生きる意味」を探るんです。射手座のキーワードに「海外」がありますが、グローバルな出会いで精神を高める象徴として、旅が挙げられるんですね。

社会に貢献し、理想の社会を目指す!いよいよ旅も終わりに近づき……

社会に貢献し、認められる!

10.山羊座  牡羊座から10番目の星座が、山羊座です。10は、完全や統合を意味する数字です。牡羊座からスタートした自分探しの旅は、前半最後の乙女座でいったん終了し、続く後半3つの星座で人間関係について学び、今度はそれらを生かして「社会で役立つ人になる」。それが、山羊座のテーマです。社会性に富みまじめだ、といわれる山羊座。目の前の社会をしっかり熟知し、順応し、コツコツ着実に結果を出していくことが重要なのです。

現実の境界を越えてみる……
もっと自由に平等に、理想の世界を求める!

11.水瓶座  牡羊座から山羊座までは、現実社会で生きるために必要なステップアップ。けれど、水瓶座のテーマは「さらなる理想を目指して突き進む」。たとえば、会社で働く、結婚するといったごく一般的なことでも、毎日決まった時間に出勤しなくとも仕事はできるし、愛があれば結婚という形式にこだわらなくていい、自分に合ったスタイルを求めたい、と考えるのです。地域、上下関係、性別、国籍などにとらわれず、理想の社会を目指す。つねに1歩先の未来を見つめるのが、水瓶座なんです。

足りないものはないかどうか……
魂を浄化し、調整する!

12.魚座  いよいよ最終ステップ。ここで、スピリチュアルな分野にスポットを当てます。魚座のテーマは「魂の声を聞く」。これは現実世界でなく、目に見えないシックスセンス(第6感)の世界に目を向けること。魚座は夢見がち、といわれますが、それは豊かな感受性があるから。傷ついた心を癒したり、これまで足りなかったものを調整したりと、この最終ステップですべてを浄化し、12星座のストーリーを完結させます。またそれは、次の新しい12星座をスタートさせる準備でもあるんです。

牡羊座に戻り、また新しい12星座のストーリーがスタート!

このように、12星座のテーマは、生きる上でどれも必要なものばかり。あなたの個々の惑星がどんなテーマを持つのか、またどんなテーマが足りないのかを知って、これから「あなただけの幸せ」を一緒に見つけていきましょう!