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「新月」「三日月」「満月」……日々その姿を変える月。そして、その「新月」や「満月」などの月の姿を、「月の相」=ルナー・フェーズと言います。ルナー・フェーズは、主にその人が本来もっている資質や性格などのパーソナリティを占うことができます。 ルナー・フェーズは全部で8タイプ。月の「カタチ」が各タイプの特徴を物語っています。
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新月。生まれたての月。けがれを知らないその月は、生まれたばかりの赤ちゃんのように、無垢(むく)なパワーを象徴しています。新しい何かが生まれることを予感させます。純粋さやエネルギーといったことも表します。 |
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三日月。細く希望に満ちた月です。これから大きく成長していこうとしているこの月は、活発さや旺盛な好奇心の象徴。しかし、まだ生まれてまもないということもあり、不安定さも内在しているのが特徴です。 |
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上弦(じょうげん)の月。満ちていく半月。ぐんぐん成長する過程にあるこの月は、アクティブで積極的な象徴。怖いものなしで、どんな障害も乗り越えられるだけのパワーがあります。強力なエネルギーを表します。 |
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十三夜(じゅうさんや)。はらんだ豊穣(ほうじょう)の月。物事が完成に近づいていることを表すこの月は、バランス感覚にすぐれていることや品のよさを象徴しています。しかし、完成には一歩足らず、欲求不満の状態も示します。 |
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満月。もっとも円に近い、輝く満ち足りた月。物事が成就した状態を表すこの月は、華やかさや大きな存在感などを象徴します。しかし一方で、成長しきった成人のようなもので、客観性を生み自己矛盾におちいるということもあります。 |
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種まき月。満月でいったん刈り取った種を、またまいて実りを願う……そんな祈りをこめた月。自分が得たものを社会へと還元したり他人の面倒をみることを象徴します。周りと協調しながらやっていくという意味も。 |
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下弦(かげん)の月。欠けゆく半月。ますます細くなっていく月は、エネルギッシュに我を主張することはもうしません。社会性のある「大人な状態」を象徴しています。ただ、大人な感覚をもちすぎるために、常識に縛られがちなところも。 |
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鎮静(ちんせい)の月。しだいに消えゆく月。闇(やみ)に消えるか消えないかというその姿に似て、この月は幻想的でロマンティックなものを象徴します。直観的なものやスピリチュアルというものも意味します。 |
「新月」「三日月」「満月」などの月の姿を、「月の相」=ルナー・フェーズと言います。主にパーソナリティを占うルナー・フェーズは8タイプですが、もっと細かく、精密に占いたいというときは、ルナー・シンボルが便利です。28個の月の相に各シンボリックな意味がつけられており、それを読み解くことで、あなた自身のもっと深いところを知ることができるのです。